2022年10月22日 ダイニングチェア4日目 今日は、背板の曲面の仕上げから始まりました。背中が当たる部分なので柔らかいタッチになるように優しい曲面を心がけています。本体を組み立てます。次に、昨日作った「隅木(すみき)」を取り付けます。この隅木を付けることによって、椅子の強度が大変増します。次に、駒留(天板や座板を固定させる部品)を作ります。木材は収縮を繰り返しながら縮んでいきますので駒留は縦方向と横方向の二種類を作ります。力が加わるので、ナラ材で作っています。駒留の取り付けが完了しました。これで本体加工の完了です。次に、座板の材料を選び、木取りを開始。所定の大きさになるように「はぎ合わせ」をしました。今日はここまででした。
2022年10月21日 ダイニングチェア3日目 今日は、背板幕板ヌキのほぞの加工から再開しました。傾斜盤で縦に切り落としていきます。ほぞ加工を終え、背板の曲目の研磨をします次に各部材をトリマーで面とりをしますそして、ほぞの先端の面とりをしたら、全ての部材の「水ひき」をします。水ひきとは、仕上げの前に水分で材料を膨らませることです。部材が乾くまでの間に、隅木(すみき)を作ります。次に、各部材をかんなで、仕上げていきます。そして、いよいよ左右両側の組み立てをします。今日はここまででした。
2022年10月20日 ダイニングチェア2日目 背板の部分は、100分の10の傾斜に切断します。次に各部材の接続する位置にシラガキで墨付けします。墨付けしたところを角のみ盤でほぞ穴を掘っていきます。これで、おおまかな脚の加工が終了です。次に、背板、幕板、ヌキの長さを決め、役者を決めます。次にほぞ穴に差し込むほぞの加工をします。2脚共に座の高さは42㎝の予定でしたが、急遽1脚の座の高さを38㎝に変更することになりました。そのため、後脚も70㎝から66㎝に変更して進んでいきます。変更後の写真です。明日からは、ほぞの加工に入っていきます。